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2017年07月10日

広く人々の心を捉え続けるのである


ドガの描く水浴する女の根本は娼婦の心象・形象から発生したものであるが(性病感染の予防から当時、娼婦は全裸で水浴していたものの、一般的な女性は全裸で水浴することはなかった)、そこにはレンブラント(例:レンブラント作『バテシバ』)や、ブーシェ(例:ブーシェ作『水浴のディアナ』)など過去の巨匠らの描く裸婦像からの影響や関連性が指摘されている。

エドガー・ドガは人間の瞬間を捉え描くことに長けデッサンを最も重要視した画家であり、特に数多く手がけた女性像にみられる日常的な仕草の描写は、ドガの卓越した観察眼による真実性を踏まえた人間描写の最たる表現で、本作はその表現と美的感覚が見事に融合した作品として、広く人々の心を捉え続けるのである。


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