2016年06月21日

ブローチ

ブローチ
このブローチに製作会社を特定しうる印はないが.1867年のパリの万国博覧会に出品されたルヴナの宝石細エに見られるデザインと技術との類似性によって,彼の作品に帰属される.宝石細工師のアンリ・ヴェヴェール(1854・1942)によれば,透し細」二の施された底め込み台と黒エマーユの線の装飾が当時その特徴と言われた大方の宝石細エは,ルヴナの共同制作者であったフエリックス・クロツソンによるデザィンらしい.

このブローチの身に付け方はニ種類ある.一つはピンで留めるいわゆるブローチとしてであり,もうひとつは,帯状の織地の端に縦に通した二個の留め金で付けるべルトの飾りとしてである.



Posted by イッキ at 11:01│Comments(0)
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